岩崎鬼剣舞

「鬼剣舞」は、岩手県北上市の伝統芸能で、発祥から1300年の歴史を持っています。
北上市には13の保存会があり、その元祖が岩崎鬼剣舞と言われていて
国の重要無形文化財にも指定されています。

念仏剣舞の一つですが、威嚇的な鬼の様な面を付けている事から【鬼剣舞】と呼ばれるようになりました。

面の種類は全部で5種類。面は仏を表しているそうです。ですので角はありません。
1人が白面 その他の7人が 青・赤・黒・黄面 を付けます。

この4面は、四季を表すと共に方位も示し悪魔を降伏させる意味を持っているそうです。

踊り手は8人を基本としていますが、1人加護 2人加護 と言う風に 1人や2人で
踊る場合も有るそうです。

かすりの会では、
その勇壮な踊りに魅了されて地元に通いながら名古屋で熱心にお稽古をしています。
多くの舞台で見る方を元気づけています。