郡上踊り

郡上おどりは岐阜県の城下町郡上八幡で江戸時代の頃、今から400年前に
「盆の4日間は身分の隔てなく無礼講で踊るがよい。」という城主の計らいで
始まったのが起源だそうです。

お盆の4日間は徹夜踊りですが、郡上踊り自体は7月中旬~9月上旬にかけて
町内の何処かで毎晩開催されるというものです。

地元の人は、ひと夏に3Kgは痩せるとおしゃっていました。

やぐらからは生演奏のお囃子が聞こえてきます。
非常に贅沢な時間ですね。

この長い期間に、組踊り大会 や 個人大会(シニアの部もあり) も開かれています。
かすりの会では、個人大会で優勝した人もおり、熱心な練習が繰り広げられています。
現在は、組踊り大会に出ようと会員で張り切って練習しています。

単純な動きの繰り返しに見えますが、親指はお客様から見えないように少し内側にいれて、とか
手の振り方、手の位置、等など細かな所にも気を使います。
大きく、ダイナミックな踊り、曲の調子を良くつかんで踊る
何よりも組踊では、全員の踊りが合っていることが美しさに繋がります。

また、長い郡上踊りの期間、
毎晩上手に踊れている人に免状が渡されます。
3年通って7曲の免状を貰ったという会員もいます。


郡上踊りの曲目は、全部で10曲

・かわさき (知名度は一番だが 実は一番新しい曲)
・古調かわさき
・三百
・春駒
・ヤッチク
・さわぎ
・猫の子
・げんげんばらばら
・郡上甚句
・まつさか

です。


現在の郡上踊りは、【古調かわさき】 で始まり 【まつさか】で終わる事になっているようです。

そんな歴史背景から郡上おどりは誰もが、つまり観光客も地元の人もひとつ輪になって踊るという楽しさがあるのです。 
ここに郡上おどりは「見るおどり」ではなく「踊るおどり」といわれる理由があ ります。

郡上の八幡出てゆく時は、雨も降らぬに袖しぼる」 
の歌詞で知られる郡上おどりは400年にわたって城下町郡上八幡で歌い踊り続けられてきたもので、江戸時代に城主が士農工商の融和を図るために、藩内の村々で踊られていた盆踊りを城下に集め、「盆の4日間は身分の隔てなく無礼講で踊るがよい。歴史背景から郡上おどりは誰もが、つまり観光客も地元の人もひとつ輪になって踊るという楽しさがあるのです。 
ここに郡上おどりは「見るおどり」ではなく「踊るおどり」といわれる理由があ ります

2021年4月公演                      2021年4月公演 三百
フィナーレは、【春駒】で、盛大に終わりを迎える。
紙吹雪が舞う中、楽しく踊った。